パイプベンダー、聞き慣れない名前のこの工具はパイプを曲げ加工するための物です。手では曲げられない程の肉厚なパイプでもパイプベンダーを使えば楽々と曲げる事が出来ます。またパイプの曲がり具合も綺麗に調節でき、滑らかな曲線を作る事も出来ます。
パイプベンダーは、自動車のマフラーや、ブレーキパイプ等の各種配管の曲げ加工、家電製品だと、エアコンの配管、家具のテーブルの足や椅子など、様々な分野でのパイプの曲げ加工にパイプベンダーは使用されています。
ひと口にパイプベンダーといっても、数種類あり、それぞれの使い道によって、適したものは異なります。
単純な曲げ加工しか出来ない安価なパイプベンダーから、大径の肉厚パイプでも曲げられる大型の製品や、曲げやヒネリといった三次元加工、精密な曲げ加工が出来る特殊なパイプベンダーなどがあります。
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パイプベンダーを購入する際には、どの様な目的でパイプを加工するのか、曲げたいパイプの直径はどのくらいか、パイプの素材は何か、といったことから、それに適したパイプベンダーを選びます。
最も安価なパイプベンダーは手動の製品です。単純な曲げ加工しか出来ませんが、パイプが折れを防ぎ、内側のタワミが少なく、ベンダー無しでは不可能な角度まで曲げる事ができます。手動ですが、テコの原理でパイプを曲げますので、硬いパイプを曲げる事も可能です。
大口径のパイプや、硬質な素材のパイプを曲げる際には、油圧式のパイプベンダーを使います。テコ式では曲がらない硬さのパイプでも油圧式のパイプベンダーで曲げ加工が可能です。油圧式のパイプベンダーには手動で油圧ポンプを動かすもの、電動で油圧ポンプを動かすものとがあります。電動式の油圧式のパイプベンダーは作業スピードを大幅に短縮できます。
ロールバーの作成やマフラーの加工などが、一般の方のパイプベンダーの使用目的として多いと聞きます。ロールバーは横転時の乗員保護のため、サーキット走行、などをする車に取り付けるフレームのようなものです。
既製品のロールバーも多数販売されていますが、車種によっては既製品のロールバーが作られていない為、自作するためにパイプベンダーを購入するといった方もいるようです。ロールバーの作成にはパイプベンダーのほかにも溶接機などが必要になり、自作するのは相当大変と思うのですが、手馴れた人は作ってしまうようです。
ロールバーを自作したという人のサイトもいくつかあり、製作の方法などが紹介されていたりします。中には、パイプベンダーがなく、レンタルをしてロールバーを製作したといった記事を見た記憶があります。パイプベンダーのレンタルサービスが何処であるのか私は分かりませんが、そういったものもあるようです。
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